オタクの虚妄奇譚

実在の人物、団体とは一切関係ありません。

有岡大貴(Hey!Say!JUMP)

満を持しての、みんな大好き有岡大貴くん!!
有岡くんはほんとリアコ……すき。
記憶あるもん、有岡くんと付き合ってたときの。

幼馴染の大ちゃん。
初恋の有岡くん。
初彼のだいき。
クラスメイトの有岡。
後輩の有岡くん。
先輩の有岡さん。

どれをとってもしんどい。なんなの💢💢(褒めてる)
私有岡くんは勿論、東西オカダイキ好きなんですけど、西のオカダイキこと重岡大毅くんが私の初彼だったので(ので?)
有岡くんには幼馴染になってもらいます。
年齢差が6歳あるけど、ここは無視して同い年で。


私と大ちゃんは生まれた時から一緒。
お母さん同士が仲良くて、兄妹みたいに育ちます。
多分有岡くんは女の子は守るもの!と思ってくれてる素晴らしき人柄なので(知らんけど)、私は有岡くんに守られて育ちます!!!ありがとう!けっこん!!!

幼稚園で、バッタを触らせようとする男の子がいれば「嫌がってるだろ!」と助け
小学校で、スカートめくりをされれば「やめろよ!」と止め
中学で、ヤンチャな男の子たちにからかわれれば「ごめん、やめたげて」と真顔で言ってくれる。恋。
でも有岡くんスカートめくりめっちゃしてたよね?たしか。うまそう。

「大ちゃん、ごめんね」
って守られてばかりなことに罪悪感を感じて謝ると
「俺が好きでやってるからいーの!
でもどうせならごめんじゃなくてありがとうって言ってほしいな」
ってあの屈託のない笑顔を向けてくれる。うーわ好き。

私の口癖が「大ちゃん」になっちゃうくらい頼りきり。
もうほぼ依存。
有岡くんはサッカー部にいてほしい。
私は美術部。
サッカー部が外周のとき美術室の前通るんだけど、その度に手を振ってくれる。
その場で足踏みしながら、頑張れとか、描けた?とか口パクで言ってくれる。好きじゃん。好きしかないじゃん。


ここまで、有岡くん→私→←別の人、って言う設定にしようと思ってたけど
私→有岡くん→←別の人でもいいな。
うわ!どっちにしよう!両方にしよう。


〜有岡くん→私の場合〜

中3の1学期の終業式の日、部活を引退した私たちは久しぶりに学校から一緒に帰ります。
帰りにコンビニに寄ってパピコのホワイトサワーを一つ買って半分こ。
たぶん有岡くんが買ってくれて、半分割ってくれる。
もう勉強しかやることねぇな〜
なんて話して、蝉がうるさくて、陽炎が立つほど暑くて。
「一緒の高校行けるよう、オレ頑張るわ」
って有岡くんが目を見て真剣に言ってくれるから
「うん、大ちゃんいないと不安だもん。
勉強いくらでも教えるから、ね」
伸びをしながら「っしゃー!やるぞー!」なんて大きな声で宣言する有岡くんを見て、大ちゃんなら大丈夫って思いたい。
夏休みはどっちかの家でよく勉強します。
家隣だし、ずーっと出入り続けてるから私は特に意識しないの。でも有岡くんは少しだけ、少しだけでいいからドキドキしててほしい。

猛勉強の甲斐あって、春、同じ高校に進学します。
中学の学ランとセーラーとは違う、大人っぽいブレザーの制服。
同じくらいの身長のはずなのに、なんだか有岡くんが少し大きく見えて寂しいなぁって思いたい。
クラスは1組と7組とかで、端と端。なんなら校舎も違う。
私の高校は1組と7組は校舎違ったんだけどどうなんだろう?一般的なのかな。
まぁ、とにかく1組の有岡くんは西校舎、7組は南校舎。
選択授業が同じになることもなくて、一抹の寂しさを覚えるけど、それなりにお友達もできて、学校生活が楽しくなります。
同じ学校だけど、有岡くん部活あるし、校舎違うし、隣に住んでるのに会ったら「久しぶり」になっちゃう( ; ; )

6月のある日、雨で部活がお休みになった有岡くんが放課後、私のクラスまで迎えにきてくれる。
そのとき私、同じクラスの那須くんとお話ししてて、
同じクラスの女の子が
「○○〜、呼んでるよ〜」って声かけてくれるまで気付きません。
ぱたぱたと駆け寄ってどうしたの?って聞けば
「部活休みだから一緒に帰ろうと思って、ダメだった?」
と覗き込んできます。
「ううん!久しぶりだね!」
と笑うと、頷いてチラッと那須くんを見る有岡くん。
私はまたぱたぱたと自分の席にもどり、荷物を取って、那須くんに「また明日ねバイバイ」と言って大ちゃんの元に戻ります。
有岡くんはその間、私を見てるようで那須くん見ててほしい。
傘を当たり前に忘れた(失礼)有岡くんと、相合傘で帰るんだけど、傘持ってくれるし車道側歩いてくれるし、有岡くんの肩は濡れてる。
「さっきの、友達?」
って遠慮がちに聞くから
那須くん?うん、優しくて頭良くてほんっとにいい人なの!!」
って楽しそうに言うもんだから
「珍しいね、○○が男と仲良くなるの」
と冷静を装って有岡くんは言う。
だーって今まで有岡くんのそばにいたから男の子と関わらなかったもんねえ☺️☺️
那須くんがね」「那須くんってね」
そんな話ばっかり。
その日から休み時間に、有岡くんはよく私のクラスに来はじめます。
持ち前の明るさと天真爛漫さで、私のクラスメイトとすぐ仲良くなる。
多分2〜3人、有岡くんを好きになる。
みんなの有岡くんなので、優しくはするけど視界には入ってない。アウトオブ眼中(古い)

あっという間に高校はじめての夏休みを迎えます。
部活が休みの有岡くんが、映画見よーってポテチとコーラ持ってうちに来るけど、私は浴衣着てる。
白地に紺とか水色の花柄の大人っぽい感じ。

「なんで浴衣?」
「あ、今日ね、那須くんの地元でお祭りあるんだって!
一緒に行くんだ」

自分の地元のお祭りには毎年有岡くんと行ってて、その時はピンクとか黄色とか、ちょっと子供っぽい浴衣だったのに、急に大人びて違う人に見える私に戸惑う有岡くん😢
好き。

「映画明日でもいいかな?」

そう言うと有岡くんは

「ぜんっぜんいいよ!楽しんでこいよ〜!」

って背中押してくれる。
駅まで一緒に行ってくれて、そろそろ行くねって時に
那須くんのこと好きなの?」
と聞かれる。
顔を赤くして俯く私を見て何かを察したように優しく笑って
「お前超可愛いから絶対大丈夫だよ」
ってせっかくのヘアアレンジが崩れないように優しく頭をぽんってしてくれる。

改札を通り人並みに飲まれていく私の後ろ姿を見て
蹲み込んで誰にも聞こえないくらいの声量で
「クソっ…」
って言って〜〜😭😭😭😭😭😭

私と那須くんはその日から急に距離を縮めて、たまに2人で出かけたり、放課後一緒に帰ったりします。
タピります。ミルクティの私と抹茶の那須くん。
「抹茶も美味しそう」っていうと、いる?と言ってきます。
えっ///って那須くんを見ると耳まで真っ赤で
「ごめん、今の忘れて」
と言われるので勇気を振り絞って「いる…」と返し無事にファースト間接キッスです。
キスじゃなくキッス。こだわり。

それから2週間後の土曜日、2人でお洒落な映画を見た帰り那須くんから告白されて無事付き合うけど、なんとなく有岡くんには言い出せない。

言い出せないまま2ヶ月が過ぎ、その間有岡くんともほとんど会えてない。
久しぶりにゆっくり顔を見た時
「○○、なんかイメージ変わったね
なんかあった?」
としっかり気付く。
「えっ?そうかな…
あの、ね、
実は私…那須くんと付き合ってて。
ごめんね、なんかちょっと恥ずかしくて言えなくて…」

というとくりくりの目を見開いて驚きます。
少しの沈黙のあと

「なーんだよー!言えよー!!
おめでとう!!よかったじゃん!
那須くんイケメンだしいい人っぽいしさー、大事にしてくれるよ!」

と自分の気持ちを抑えて言ってくれる。

「てか…」

と言うので、ん?と言うと腕をグイッと引っ張って、自分の胸の中に私を押し付ける。

「、大事にしなかったら、俺が許さない…」

と小さく、だけど力強く言います。
一緒に育ってきて、身長もそんな変わんなくて、「男」を感じたことなんてなかったのに、腕の力強さとか、私よりかたい体とか、胸板とか感じて思わずドキっとしたい。

「なんかあったら俺に言えよー」

って次の瞬間いつもの感じで言うから、あれはなに…?って自分の中でモヤモヤしたい。

私家族と有岡家でBBQやるとき、友達も呼ぶので那須くんも来るんだけど私のいないところで

那須くん、○○と付き合ってるんだよね?」

「えっ、あぁうん
ごめん、有岡くんに言わなきゃとは思ってたんだけど言い出せなくて」

「いや、うん、、いいよべつに
ただの幼なじみだし」

「俺、有岡くんほど○○さんのこと知らないけど大事にするから」

そう言ってまっすぐ有岡くんの目を見る那須くんをみて

「なーんだよー!!顔も頭もいいのに性格までいいの?
まじかー!
そりゃ俺勝てねえなぁ…」

って、最後の一行だけ聞こえるか聞こえないかの声量でオネシャス。
那須くんはきっと聞こえてたけど聞こえないフリをする。

「泣かせないでね、○○のこと
気にしいだし、抱え込むとこあるから
那須くんが、気付いてやって」

それは今まで俺の役目だったのに

なんて思ってくれてたら私は安らかに旅立てます。

有岡くんは高2で一つ下の可愛い彼女ができますが、いつまでも1番は私なんだよな〜〜!!ごめんね🥺(マウント)
多分私と那須くんは大学2年生くらいまで付き合います。

大学3年の夏、大学進学で遠くへ引っ越した有岡くんが久しぶりに帰ってきて、大人になった2人で夏を過ごして、意識はするものの「幼なじみ」の呪縛から逃れられない2人になりたい。




〜私→有岡くんの場合〜

有岡くんはいつも助けて守って味方でいてくれるので、ワンチャン期待します。
でもある冬の日、有岡くんのお部屋で銀魂を読みながら、毎年2人で遊んでたので同じ答えを期待して
「今年クリスマスどうするの?」
と聞くと
「**ちゃん誘おうと思っててさ…」
と言われる。

**ちゃんはテニス部の可愛い子で、私と違って明るくて元気でちょっと勉強は苦手そうだけどいつも周りに人がいる、そんな子。
ちっちゃくて華奢なのもしんどい。

「え、大ちゃん**ちゃんのこと好きなの?」

「いや、、なんか何回か4人くらいで出かけて、最近2人で映画行ったりしててさ」

って、自分の知らない有岡くんがいることとか、何も知らないうちに進んでたことを知ってショック受けたい。

「どういうとこが好きなの?」

「んー、なんかさー、めっちゃ絵下手なんだよ
教科書見せてもらったときに、すっげー下手な絵が書いてあってさ
何これって聞いたらすごいドヤ顔で自慢して来て可愛いなぁって…」

何そのエピソード。
絵なら私も下手だし。(知らんがな)

「うまくいくといいね」

「ん!ありがとう!」

屈託のない笑顔に苛立ちを覚え、逃げるように家に帰る。
ひたすら枕を濡らす。
**ちゃん、顔は可愛いけどちょっと女子の中では評判良くないんですよ。
妬みもあるだろうけど、ちょっときつめの性格とか。

あの子より私の方が好きなのに
一緒にいるのに
私の方がきっと、大事にできるのに

って泣く。ただただ泣く。
幼なじみって物理的な距離は近いけど恋愛的な距離は遠いよね。しんどい。

**ちゃんと有岡くんはクリスマスの日、お付き合いを始めます。
夜、雪が降って来て家でぼーっと窓の外を眺めてたら、私の部屋から見える有岡くんの部屋に電気がついて、あぁ帰って来たなぁなんて思ってたら電話がかかって来て

『○○?雪降って来たよー!!!』

って興奮気味に言われる。

『降ってきたね』
『今窓の外見てる?』
『見てるよ』

そういうと有岡くんは部屋のカーテンを開けて、ブンブン手を振ってきます。

『今日のデート、どうだった?』

『**ちゃんと付き合うことになった』

『そっか、おめでとう』

感情を悟られないように努めて明るくいいます。
それでも震える声に多分有岡くんは気付かない。
浮かれてんだよあのぽんぽこお腹は😠

『ねぇ大ちゃん、』

『ん?』

『彼女できても、私と遊んでくれる?』

『当たり前じゃん、彼女出来ても変わんない。
俺とお前はずっと幼なじみだろ?』

『ん、そだね、、』

『明日積もったらさぁ、雪だるまつく〜ろ〜う♪

絶対歌ってくるじゃん、、可愛いかよ、、

『おっきいやつね』

『うん、おっきいの、作ろうな』

有岡くんはいつも私に優しいけど、それは小さい子供をあやすようなそんな優しさで。
有岡くんにとって私は「守る対象」だけど「女の子」じゃない。
初めてできた彼女とのデート終わり、帰って1番に電話するのは私なのに、私は「彼女」にはなれない。
電話を切った後、また1人で泣きます。
有岡くんはその後彼女に電話して、遅くまで話し込みます。
いつまでも消えない、その部屋の明かりを眠れないままベッドに座って眺めてる。(怖い)

いつの間にか眠ってた私は、有岡くんからの電話で目を覚まします。

「○○、おはよ!窓の外見てみ(宮近バンデット見てみ海斗)

寝起き悪いくせにこういう時だけ有岡くん早起き。

寝ぼけ眼を擦りながら窓の外を見ると一面の銀世界。

「わっ…雪すご、、」

「ご飯食べたら遊ぼう」

有岡くんの部屋の窓を見ると、ボサボサ頭にスウェットを着た有岡くんが手を振ってます。
**ちゃんはこんな姿知らないのになぁなんて、すべてを**ちゃんと比べてしまう自分に嫌気がさす。

朝ご飯食べてたら口をもごもごさせた有岡くんがやってくる。

「大ちゃん食べるの早くない?」

「溶ける!」

「溶けない!」

くだらない喧嘩というかじゃれ合いをして、トーストを口に詰め込んで着替えて外に出る。
ちゃんと私が食べ終わるまで待っててくれるの恋。
思ってたよりずっと外は寒くて「お〜さむっ」って言ったら、自分のネックウォーマーを私の首にぽすんとかぶせてくれる。

「私マフラーしてるし大ちゃん寒いじゃん」

「俺体温高いし、寒いのやでしょ?」

と雪玉ぽすぽすしながらノールックで言ってくれる。

何かしらのキャラクターを模した雪だるまを作ったり、雪合戦したり。
有岡くんは下からポーンって軽く投げてくれる。
雪玉もちっちゃくてあんまりギュってしてない痛くないやつ。
当てたとしても腕とか、あんま痛くないとこ。
私は全力で投げる。
でも怒らない。

「お、やったなー!!」って言うけどニコニコしてる。

きっともう、こんな風に遊べるのは最後だ。
私は**ちゃんに気を使って有岡くんに話しかけたり連絡しないし、有岡くんは部活と**ちゃんでいっぱいになるし、多分**ちゃんは「幼なじみ」の私に優しい牽制をしてくる。

一歩踏み出せなかった私の負け。
幼なじみに甘んじた私の負け。

ひたすら雪遊びをして疲れた私たちは、私の家でコタツでココアを飲んでいつの間にか2人で眠ってたい。
3時過ぎに目を覚ましてお腹すいて2人でオムライス作りたい。
有岡くんのオムライスに「ありおか」って書いたら

「そこは大ちゃん♡だろー!?」

と言われるので

「それは**ちゃんに書いてもらいなよ」

と返せばガチ照れしてるので肩パンの刑。
あー無理。付き合いたい。

1年しないくらいで有岡くんと**ちゃんは別れるけど、1年間ほぼ他人だった私たちはもう2度とあの頃には戻れない。
会えば話すけど、有岡くんが昔みたいに私に触れてくることはない。
きっと**ちゃんと付き合ってた時
「○○ちゃん、大貴のこと好きだと思うよ」
って言われてるのでなんとなく意識してるし、私もそんな有岡くんの変化を感じて踏み込めない。
距離が近いからこそ、近付けない。

高校卒業してからは別の街に2人とも引っ越して成人式で2年ぶりとかに会って、同窓会で飲み過ぎた私をどうせ隣の家だからと送ってくれて何かが始まる音を聞きたい。

あー、でも傷付けたくないからこそ私を大事にしてほしい〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!




どっちの世界戦でも、セクゾ名脇役が挿入歌になるような青春送りて〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
Sexy Zone 名脇役 歌詞 - 歌ネット


付き合っても絶対幸せにしてくれるしさ〜
なんなの?もう💢💢💢💢(褒めてる)