オタクの虚妄奇譚

実在の人物、団体とは一切関係ありません。

森本慎太郎(SixTONES)


しんたろ〜!!!!!!!!




全人類の友達感あるよね。
明るくて優しい、友達にいたら絶対楽しい。


私の過去の虚妄でも慎太郎は全部親友ポジなんです。
なんか恋愛では考えられない。

終わっちゃう恋人より、終わらない友達でいたいなあ。




慎太郎とは高校からの同級生。
いつも追試ギリギリで点を競ってる仲間と書いてライバルと読む俺らの友情は永遠卍卍卍卍卍


入学して、隣の席になって慎太郎が話しかけてくれてすぐに仲良くなる。
慎太郎は友達たくさんできる。
けど

「カラオケいこーぜ!慎太郎も行くっしょ?」

「おー行く行く!○○も行こう!」

って絶対声かけてくれる。
お弁当も、女の子の友達と食べる私の近くで一軍男子たちとだったり、意外とオタク男子と菓子パン食べてたりで、私のお弁当のママお手製の卵焼きに手を伸ばして盗んでいく。

「ちょっ!卵焼き💢💢」

「○○のママの卵焼きまーじうまいよね!」

「ありがとう💢💢ママに言っとく💢💢けどそれとこれは別💢💢」

「じゃあこれやるよ」

そう言って慎太郎は私の好きなグミくれるの。
覚えてくれてるの。

ぽいっと手渡してそのまま男と友達と中庭に行ってサッカーする。
サッカーっていうかパス練習みたいな。
ちょうど教室から中庭が見えるから、慎太郎にもらったグミ食べながらぼんやり眺める。

友達は「また慎太郎見てんの?」「ほんと好きだねー笑」「告れば?」なんて言ってきても
「そんなんじゃないし…」ってはぐらかしちゃう。


だって慎太郎彼女いるもん( ; ; )


他校の図書委員とかやってそうな大人しい感じの、美術部にいそうな子。
仲の良い子何人かで「日曜遊ぼー」ってなった時、いつも慎太郎は1番に乗っかるのに

「あーごめん俺その日彼女とデートだから」

って嬉しそうに断るの。
リア充かよ〜って茶化されながら、日曜他のメンバーで遊んでたら慎太郎のインスタのストーリーが更新されてる。
動物園のふれあいコーナーとかでウサギ触ってる彼女ちゃん。
ふわふわーってウサギ撫でてる彼女ちゃんに

「こっち向いて?」

って言う慎太郎の声は今まで聞いたことないくらい優しくて。
「慎ちゃんも触る?」
って顔をあげた彼女ちゃんは色白で髪の毛サラサラで、真面目な優等生っぽい可愛い子で。

全然私と違うタイプじゃんワロタとか思いながら、😂ってリアクションする。

《慎太郎のくせに彼女可愛いじゃん!!!!》

って。
そしたらすぐ
《だろ?可愛いっしょ😏》ってくんの。

《お土産買ってきてね💖》

《絶対買わねー》


その日何度か更新されたストーリーは全部彼女ちゃんで、慎太郎はほぼ声だけ。
優しくて、聞いてるだけで好きなんだなぁって伝わってくる。

次の日学校で

「おはよー昨日楽しかった?」

「○○、おはよー
めっちゃ楽しかったよ」

「ストーリー超更新してたもんね笑」

「お前さ、羊触ったことある?」

「いやないけど笑」

「すっげえの!マジで超ふわふわ!」

楽しそうに、私の隣の席でスマホのカメラロールから写真を探しながら言う慎太郎。
見せてきたのは羊を触る彼女。

「ほんっと可愛いわ、慎太郎の彼女
慎太郎にはもったいなくない?」

「可愛いのは認めるけどうるせーわ笑」

動物園で撮った写真は動物より彼女が多い。

「好きだねぇ、彼女のこと」

「えっ、うん」

年頃男子なのに恥ずかしがることもなく認める慎太郎が眩しくて、胸の奥の痛みには気付かないフリをする。

放課後、女友達と遊んでたら彼女とデートしてる慎太郎と遭遇する。

「えっ慎太郎じゃん笑」

「お前ら何やってんの?笑」

「そっちこそ、デート?」

「そ、邪魔すんなよ!」

「してないし笑」

きゃいきゃいやる私たちを見て苦笑いの彼女ちゃんに気付いて挨拶して、早々に退散する。
小柄で可愛い子だな、って自分との違いに悲しくなる。
私はどう頑張ってもあんな風に可愛くおしとやかな女の子にはなれない。

慎太郎はその子と半年くらいして別れちゃうの。
学校が違うって、今大人になった私たちからしたら違う会社の人とっていうそんなに大きなことではないけど、学生時代は結構ネックになる気がする。
見えない分不安だしね。


「慎太郎なんで彼女と別れたん」

「んー、なんか…合わなかったんだろうな」

「…そっか」

放課後の教室でじゃがりこ食べながら聞いてもはぐらかされる。だから私も深くは聞けない。

たぶん私と仲良すぎるって喧嘩になって、「友達じゃん、何もない」って言ったんだけど彼女ちゃんは不安になって慎太郎を責めて別れちゃったの。
でも慎太郎は私を責めない。


「彼女しばらくいいわー」

ってみんなで毎日のように楽しく過ごすんだけど、高2の秋くらいに慎太郎に同じ学校の1つ下の彼女ができる。
ちょっとあざとい感じの可愛い子。

前回のことがあるから、慎太郎に連絡したり、距離近くなりすぎたりしないように気をつけるんだけど、慎太郎から見た私は1億%友達だから全然向こうは気にしない。


「△△ちゃん可愛いよね」

「知ってるー」

「慎太郎のどこ好きになったんだろ…ゴリラじゃん」

「おい💢💢💢💢」

笑いながら怒る慎太郎を見て、絶対私の方が慎太郎のこと好きだし知ってるし話も合うのになぁって、可愛いあの子に嫉妬する。

君の
好きな映画も好きな食べ物も
誕生日も全部
全部知ってるけど


「ねーえ、しんたろーさん」

「んー?」

「どこが好きなの?△△ちゃんの」

「えー、、全部♡」

「うざ笑」

幸せそうに笑う慎太郎を見るのが辛くて、机に伏せて窓の外を見て言う。

きっと
誰より君を想ってるのは
今日も明日も僕だから
ずっと

https://youtu.be/QvOrdmc-X30


大学も同じとこに進学する。
慎太郎は教育学部で学部は違うけど変わらず仲良い。
後輩ちゃんとは大学入るくらいで別れてる。

大学生になった慎太郎はちょっと髪を染めてピアスを開けてゴリラ感が薄まる。
背高いし顔も綺麗だし何より明るくて優しいから、鬼モテる。


「○○〜、ラーメン行かね?」

「おごり?」

「昨日バイト代貰ったからな!任せろ!」

「行く!!!」

2人で並んでラーメンすすりながら

「お前さー、彼氏とかつくんないの?」

「何いきなり」

「いや、そういう話聞かないなって思って」

「んー、好きな人はいるんだけどその人全然私方向いてくれないんだよね」

「そうなの?そいつ馬鹿だなー、○○可愛いのにね」

サラッと言うからお前だよってちょっとイラっとするよね〜。

慎太郎はまた彼女できる。
これまた可愛い同じ学部、サークルの子。

サークルメンバーで飲みに行って、慎太郎と彼女ちゃんが隣に座って酔って赤くなった彼女みて「大丈夫?水飲む?」って優しく聞く慎太郎見てやけ酒。


1軒目で別れて、慎太郎はふわふわしてる彼女ちゃんと手を繋いで駅の方へ行く。
他の子は二次会行ったり帰ったり。
飲み足りない私は1人でどこか行こうと1人で歩いてると後ろから走って来たのはサークルメンバーの宮近くん。

「○○」

「えっ宮近、どしたの?カラオケ行ったんじゃないの?」

「んー、もうちょっと飲みたくてさ
付き合ってくんない?」

へへって照れたように笑う宮近くん。
2人で夜の歓楽街を歩き、適当に居酒屋に入る。
生中飲む宮近くんとハイボール飲む私。
枝豆と出汁巻と軟骨を頼んでぽつぽつ話す。

「○○ってさ、慎太郎のこと好きなんでしょ?」

「えっ」

「バレバレ笑
ずっと見てるし、彼女といちゃついてんの見てる時顔怖かったわー笑」

「うるさ…」

一気飲みして睨むと、横目でチラッと見てくる宮近くん。

「ずっとさ、好きだったんだよ
高校の時からずっと
でも慎太郎の中で私ってただの友達だからさ」

自分で言ってて泣きそうになるやつやん( ; ; )

「慎太郎の今までの彼女みんな可愛いし、全然私と違うし、あいつ全然気付かないし
友達ですらいられなくなるのやだから好きなんて言えないし」

枝豆食べながら特に相槌するでもなくただ聞いてる宮近くん。

「俺は?」

「え?」

「好きだけど、○○のこと」

「何言ってんの、、?」

「告白してんの
俺今すげー酔ってるからその勢いで」

とろんとした少し充血した目で見てくる宮近くん。
そういえば宮近お酒弱いじゃん…って遅すぎる気付き。

「別にすぐ返事欲しいわけじゃないから
…帰ろっか」

そう言って伝票持っていく宮近くんおとこまえ。


並んで歩いて駅に向かい、改札の手前で腕を引いて

「家に着いたら連絡して」

って言われたい。
おやすみって言って長い階段駆け上がって人波に消える私を見て「言っちゃったー」って激しく後悔してて欲しい。
バス通の宮近くん、帰りのバスでもずーっとそればっか考えてる。
この日からお酒飲まなくなったら超可愛い。

家に着いて《帰ったよ、今日ありがとね》ってLINEしたらスタンプと《ごめんね途中であんなこと言って》って一文が送られてくる。
《ううん、びっくりしたけど嬉しかった》
って返してウワーってなりながらお風呂入って寝る。
同じ頃宮近くんもウワーってなってる。


私と宮近くんの微妙なというか、お互い照れてる距離感を見て慎太郎が勘付く。

「○○さぁ、宮近となんかあった?」

「なに急に」

「いや、なんか2人様子が変だったし」

いや、そんなん気付くなら恋心気付けや💢💢💢

「んー、なんか、好きって」

「○○のこと?」

「でもあの時宮近酔ってたし」

「宮近は冗談でそういうこと言うやつじゃないよ」

「分かってるんだけど、でも、、
そんなふうに見たことなくてびっくりしてる」

「だよなぁ、いきなりだとなぁ
まぁ、付き合うにしろ断るにしろ、俺は○○が幸せならそれでいいよ
なんかあったら言えよ?味方だから」

ポンと肩を叩く。
優しいなぁやっぱり好きだなぁって思う。
いつになったらこの人は、私を諦めさせてくれるんだろう。



そう遠くないうち、宮近くんと私は付き合う。
最初は好きなのかな?って自分に対して不安に感じてたけど、宮近くんと一緒にいるうちにどんどん好きになって、いつか宮近くんだけを好きだと言える日が来る。

慎太郎はいつまでも私の恋心には気付かぬまま、吹っ切れた私の恋愛相談に乗ってくれる。


私と君は、ずっと友達。







〜〜〜〜〜


慎太郎とシンプルに友達になりたいのです。
絶対たのしいよね。
絶対いい友達。

しんたろ〜ってうざ絡みしたいし、カツ揚げさせたい。

宮近くんポジ、最初は北斗先輩と迷ったけど、昨日たまたまとらちゅーぶのバンデット近海斗回を見てたのでね。
8:50あたりからの彼氏みあるトーンの宮近くんisしんどい。



リアル同学年なので捗る。
私と同学年ジャニーズ集めて(?)虚妄書きたい🥺



勝手にやれ。