オタクの虚妄奇譚

実在の人物、団体とは一切関係ありません。

スロットメーカー


オタクの虚妄の味方!!!スロットメーカー!!!

世界一の暇人なのでやりました。
気付いたら500年経ってました。





今回はこちらでニヤニヤしました。









もう俺から離れんな

って田中樹が言ってくれるの、、?
前世で何したん、、?地球615回くらい救った?

エッ5つ上でしょ?
どういう関係なの、会社の先輩とか?
でもジュリタナカには普通の会社勤めは似合わないよ、、
普通に彼氏かな。彼氏に言われるシチュエーションもなかなか無さそうだけど、考えてみた。


樹くんとは私が高校、樹くんが大学くらいの頃のバイトで一緒で、可愛がってくれてて仲良し。
私が20歳超えてからはお酒飲みに連れてってくれたり。

「お前さぁ、あんま男の前で酔っぱらうなよ?」

「樹くんの前だけだもん
他の人の前ではもうちょっとちゃんとしてる
樹くんだからだよ」

「女の子がそういうこと言わないの」

毎回奢ってくれるし、たぶん樹くんはアパレル企業に就職してるのでたまに一緒にお買い物行っては可愛いお洋服選んでくれるしなんならプレゼントしてくれる。
"妹みたい"なんだろうなって、出会ったときに感じた恋心は蓋をした。

樹くんの遊んでる女の子は私以外みんなスラっとしてて綺麗。今は特定の彼女がいないけど、彼女できたら遊んでくれなくなるかなー寂しいなーなんて思ってた矢先に大学の友達の紹介で出会った人と、私は2人で飲みに行く。
会話の上手い人でついつい調子乗って飲んじゃうの。
2軒目でたまたま女の子と飲んでる樹くんと会っちゃってLINEが来る。

《なにしてんのw彼氏?》

《彼氏じゃないけどでーと》

《付き合うの?》

《分かんない》

《ホテル連れ込まれんなよ》

《樹くんに言われても説得力ないし》

《まぁ飲みすぎんな》

そんなことを樹くんに言われたものの、スクリュードライバーとかロングランドアイスティーとか飲まされて、ぐでんぐでんになり、抱き抱えられるように店を出た私をみてた樹くん。
まぁ案の定ホテルですわ^o^
離してなんて言っても朦朧とした意識の中じゃ抵抗もできないよね。クソ男め。

「なにやってんの」

そんなクソ男の手を払って、私を自分の胸に隠すように抱いたのは樹くん。
息を切らしてほんのり汗をかいてる。

「○○、だから言ったじゃん
男の前であんま飲むなって、行くよ?歩ける?」

クソ男に言った死ぬほど冷たい声とは違って優しく言ってくれる。
クソ男がなんか言ってきても、ガン無視。私に指一本触れさせようとしない。
タクシーでうちまで送ってくれて、お水飲ませてくれて、少し落ち着いた私。樹くんは私が横になるベッドの淵に座ってる。

「落ち着いた?」

「ん、ごめんね」

「本当だよ、俺いなかったらどうなってたの」

「ごめんなさい」

「なんであんな男についてったの?」

「だって…樹くん女の子と遊んでばっかじゃん
彼女できたら遊んでくれなくなるじゃん、さみしいもんそんなの」

「…そんなこと考えてたの?
彼女になってほしいのは○○なのに」

「え?」

「好きだよ、大好きだよ
妹だなんて思ったことないよ
頼むから、もう俺から離れんな
…返事は?」

「…はい」

そう言うと、いい子って言っておでこにちゅーしてくれる。
樹くんに「いい子」って言われたいナ〜〜〜〜〜(大声)









この2まいはセットです。
しょぴと私はただの仲良しさん。
みじゅきは私のこと好き。

休憩時間に裏口の横でタバコ吸ってたらしょぴが来る。

「おつかれ」

「おつかれー」

「やべ、ライター忘れた
ちょっと火ちょうだい

そう言って返事する前にしょぴはタバコをくわえて、顔を近づけてくる。

「ん、ついた、ありがと」

横にしゃがんで眉間にしわ寄せながら煙を吐き出すしょぴ。

「ジュース奢りね」

「またかよ」

「火あげたじゃん」

「ぼったくりかよ」

紅茶花伝ね」

しょぴは面倒くさそうにハイハイと笑って、いつもよりまだ長いままのタバコの火を消して近くの自販機まで歩く。
1人裏口に残った私は2本めに火をつけて、ふうっと煙を吐き出すと、21時で上がりの高校生の瑞稀くんがやってくる。

「あ、瑞稀くん
おつかれー、気をつけて帰ってね」

「あの、、渡辺さんと○○さんって付き合ってるんですか?」

「え?いや、しょぴ彼女いるよ」

「付き合ってないのにあんなことするんですか?」

「え?」

「タバコって美味しいんですか?」

「おいしくは…ないかなぁ」

「なんで吸うんですか?」

「なんでって…クセかな
昔付き合ってた人が吸ってたからねえ…」

「俺にも…俺にも1本ください」

「瑞稀くん高校生でしょ?
大人になってからね、まぁ大人になっても吸わない方がいいけどね」

そういえば雑に私の腕を掴んでタバコを奪って、慣れてないキスをする。

「変な味…」

そう言って顔をしかめる瑞稀くん。

「子供のくせに」





しょぴは物陰に隠れてこれをみてる。私の紅茶花伝飲みながら。肩パンすんぞ。



ちなみに私にタバコを教えたのは彼。


まあまあのヘビースモーカーだけど、私の前じゃ吸わないの。
絶対いつもベランダで吸う。
夜、ふと目が覚めていないことに気付いてふとベランダを見るとタバコを吸ってる深澤さん。
私がベランダに出ると、すぐに火を消して

「どした?目覚めた?」

そう言って手で煙を払い、抱きつけば笑って背中をトントンしてくれる。

「煙いでしょ?中入る?」

「ううん、大丈夫
ねぇ」

「ん?」(男の言う"ん?"大好き芸人)

「タバコって美味しいの?」

「美味しくないよ」

「いつも吸ってるじゃん
1本ちょうだい」

「ダメ、体に悪い」

「自分は吸うのに」

「俺はいいの」

「お願い、1本だけ」

「んー、しょうがないな」

そう言って、1本取り出してくわえて、火を付けてからくれる。
深く吸い込んでみると、煙と大人の味が入り込んできてむせてしまう。

「あーもうほら、だから言ったじゃん
大丈夫?」

タバコを取り上げてくわえながら、背中をさすってくれる。

「お子ちゃまには早いでしょ
涙目じゃんか、もう」

頭をポンポンしてぎゅーっと抱きしめてくれる深澤さん。

「お子ちゃまじゃないし💢💢💢」

「なーんで?お子ちゃまじゃん?
タバコでむせるし、お寿司はサビ抜きだし、甘えん坊だし?」

「もう甘えない💢💢💢」

「それはダメ、可愛いから
○○は黙って俺に甘えとけばいいの
ね?甘えられるの俺嬉しいんだから」

くわえてたタバコを口から離して、ちゅーしてくれるけど、ちゅーしてもタバコの味がする。

「辰哉くんタバコの味する…」

「きらい?」

「きらいじゃない」

優しく笑って、タバコを消して部屋に戻る。
抱き合って寝たいな〜絶対ふかざぁさんの部屋着のTシャツ、ほんのり柔軟剤とタバコとふかざぁかんの匂いするじゃん。はぁ、えちじゃん、、けっこんじゃん、、


別れた後、なんとなく深澤さんと同じタバコを吸いはじめちゃうの。
どーるちぇあーんどがっばーなーのそのこーすいじゃなく、タバコの匂いや苦味が懐かしくてちょっと思い出して泣いちゃうなぁ。





そんな私には幼馴染がいます。


深澤さんと別れた後、吸いはじめたタバコが切れたことに気付いて夜コンビニへ向かおうと家を出ると、たまたまコンビニ帰りの幼馴染ジーコと会う。

「どしたん、こんな時間に」

「ちょっとコンビニ」

「あ、じゃあオレも一緒行くわ」

「今帰ってきたんじゃないの?」

夜道に女の子1人は危ないやん

「ありがと」

静まりかえった住宅街を2人で歩く。

「いつぶりやろなぁ、こうやって2人で歩くん」

「中学とかじゃない?
話すのも久しぶりだし」

「せやなぁ」

少しぎこちなく話しながら、徒歩5分のファミマへ。
タバコを買う私をみて驚くじーこ。

「○○タバコ吸うん?」

「えっ?あー、うん」

「体に悪いで?やめーや」

「分かってるんだけどねえ」

「彼氏の影響?
ほら、たまに来てた…」

デート終わりに家まで送ってくれた深澤さんと、家の前で話してた時何回かじーこに会ってたの。

「うん、元だけど」

「別れたん?」

「うん」

「そっか、」

より一層気まずくなるやつ〜
家に着いたら、コレって言って自分用に買ってたはずの濃いめのカルピスくれる。

「タバコよりこっちの方が似合うわ
おやすみ」





〜〜〜〜〜


私は非喫煙者なので、正直タバコのあれこれ分からんけど、タバコ吸ってるとこ見るのは好き。電子より紙で吸って欲しい。
調べて知ったシガーキス、めちゃくちゃいいな。

いやぁ、天才的だ、このスロットメーカー作られた方。
ぎゅんぎゅんする。ぴえん。ぱおん。がおん。





またやろーっと^o^