オタクの虚妄奇譚

実在の人物、団体とは一切関係ありません。

スロットメーカー2



第二弾です。

前回と同じ大天才スロットメーカーを使いました。




前回記事









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ジュリタナカに煙草、、、?
地球割れるぞ(割れない)



樹くんは年上の幼馴染。
可愛がってくれるけどそれは妹的な存在で、女の子としてじゃない。

「じゅりくん」

「ん?」

「好きだよ」

「俺も好きだよ」

「私の好きと違うでしょ?」

「うん、違うね」

そう言って手を伸ばし、雑に頭を撫でて笑う。
いつもそう。小さい頃からずっと、樹くんは追いつけないし近付けない。
樹くんからは人の気も知らず、近付くのに。

彼氏作ろうとしても結局樹くんが1番優しいし大事にしてくれるし、樹くんから離れられない。

樹くんから女物の香水の匂いがしたり、一人暮らしする樹くんちの洗面所にクレンジング置いてあったりして、やっぱり諦めようって、連絡を取らなくなる。
樹くんに会いにいくのをやめる。

そんな時、友達のゆうぴといい感じに。


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何人かで遊んだ帰り、ゆうぴと家の方向が一緒で並んで帰る。

「あっちー」

「ねー、もうすぐ9月なのに」

「アイス食べたい」

「この先コンビニあるじゃん」

ジャンケン負けた方がアイス奢りな

ゆうぴは絶対、手を組んでぐるっとして覗くやつ(語彙力の低下)をしてほしい。

んでゆうぴ負けんの。可愛い。
ゆうぴの奢りってことで遠慮なくセブンのまるで白桃を選びます。

食べながら、蒸し暑い夜道をふたりてくてく。
ゆうぴちゃんと車道側です。優男。ちゅき。
後ろからやってきた自転車を思わず避けたゆうぴと、思わず手がぶつかってお互いちょっと気まずくなっちゃう。

ごめん、って言おうとしたらゆうぴが手を繋いでくる。
私より大きくて、暖かい手は優しくぎゅっと包んでくれるようで、ドキドキしちゃうし振り解けない。

手を繋いだまま、黙ったまま、2人で並んで歩く。
鈴虫が鳴く、夏の終わりの夜。

「○○?」

そう声をかけられて振り向くとそこには樹くん。

「樹くん!」

「今帰り?」

「うん」

我に帰った私とゆうぴはどちらからともなくパッと手を離す。

「友達?」

「あっ、えっと、うん」

「家こっちの方なの?」

ゆうぴに聞く樹くん。その手は私の肩に回る。

「あ、、いや、、そこの角右です」

「じゃあ俺らの逆じゃん」

もうあと数メートルのところにある角。
ゆうぴは2人で帰る時いつも家まで送ってくれる。

「何くん?髙橋くん?
じゃあね、髙橋くん」

早々に切り上げて私の肩を抱きながら歩く樹くん。
私は少し走るように樹くんに連れられながら振り向いて「ありがとね」なんていう。
呆気にとられたゆうぴと目があって、なんだか少しむず痒いような、胸がざわざわと落ち着かない。

「ちょっとドライブしない?」

樹くんにそう言われ夜のドライブ(激えち)
近くの埠頭まで行きます。窓を開け潮の香りと、樹くんの深いタバコの香りが混ざる。

「髙橋くんのこと好きなの?」

「、、分かんない
嫌いじゃないけど」

「手、繋いでたじゃん」

「あれは、、」

お前は俺のことだけ見てればいいの

薄暗い車内でまるで朝の挨拶をするようにサラッとそんなことを言ってしまう樹くん。

「樹くんのことだけ見てたって、彼女にしてくんないじゃん
だから先に進もうとしてるのに、、」

「嫌い?俺のこと」

「、、、好きだよ」

そういうと、腕をぐっと掴んでタバコの味がするキスをされる。

「よく言えました」

また私を好きにさせるだけさせといてニヤッと笑う。
樹くんのものにはなれないのに、他の人のものになることも許されない。





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サークルの先輩かなー。


「せんぱい」

「ん?」

「私も行きます、買い出し」

しょぴ先輩んちでみんなで飲んでて、4〜5人潰れずに残ってるの。
お酒足りないねってなってジャン負けした京本せんぱいが買いに行く。
残ったメンバーの絡みも面倒なので、実はそんな飲んでない私は荷物持ちでせんぱいに付いて行きたい。

「いいの?ありがとう」

玄関でスニーカーをとんとんしながらせんぱいは笑う。

外は昼間の暑さが嘘のように冷える。
薄手の七分袖の私と、薄いカーディガンを羽織ったせんぱい。
並んで歩くと、時折重なる影が愛おしい。

「こっちおいで」

突然せんぱいにそう言われ、腕を引かれる。
車の来ない住宅街なのに車道側に立ってくれるせんぱいが優しくてカッコ良くて、どきどきする。

そのまま先輩の手は少し下に降りてきゅっと手を握る。
実は冷やかされるのが嫌で、内緒にしてるけど付き合ってるの。

「手冷たいねぇ、寒い?」

「ちょっと」

そういうと手を離してカーディガン脱いで着せてくれる。
その下は半袖。

「せんぱい寒くないですか?」

「おれ?んー、大丈夫」

優しくわらうせんぱいの横顔が月に照らされてあまりに綺麗で、ぎゅっと腕にしがみつく。

「どしたの、急に笑」

「いや、なんか、、したくなって」

目があって2人で笑っちゃう。
どちらからともなくゆっくり歩いて、徒歩5分のコンビニに15分くらいかけたい。

下の名前で呼んで、そう彼が言うまであと少し。






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事後なの?????(クソデカ声)


何度も何度も告白してくれたうみくんと付き合って、ようやく致した夜(致した夜)(やめてください)



夜中ふと目が覚めて隣にうみくんがいないことに気付く。
ちょっと不安になって体を起こして探すとベランダにいる。

「かいと、、?」

「ん?起こした?」

ブランケットに包まってボーッと外を眺めるうみくん
両手を広げておいでって言ってくれる。男の人の言う「おいで」めちゃくちゃ好きすぎる。

意外としっかりした胸にぎゅっと少し強めに抱きしめられたい。

「寒くない?」

「うん
目ぇ覚めてね」

「うん」

「かいといなくて、ちょっと寂しかった」

「ちょっと?」

「、、すごく寂しかった」

「マジで?
やばー」

さっきよりもずっと強い力で抱きしめて

おれすげー幸せものじゃん

ってふにゃふにゃわらう。
可愛くて頭をポンポンすれば、首元に顔を埋めて好きだよって言ってくれる。愛。
肌寒い夜、一つの毛布にくるまって眠りにつきたい。
うみくんの腕の中で、愛してるよの言葉を聞きながら。



参考資料3枚目動画










〜〜〜〜〜

あーあ、もうけっこんだ。
まとめて全員結婚してくれ頼むから。

特に京本さん、、、
何の、いつの媒体だったか忘れたけど
「大きい声出すのは女性にとっては怖いことだろうから、声は荒げない」
みたいなこと言ってて、それ以来メロキュンです。

ハァァァァァ

ジャニーズ事務所所属の彼氏か、油田持ってる彼氏欲しい。
もしくはその両方を満した彼氏。