ナイモノネダリ
秒でバレてて草。
いや、、えっ、、、好き。
まず奈緒さん可愛いなおい。めちゃくちゃ可愛い。
有岡くんと結婚したい無理好き結婚してください。
ラストのちねありゆとなんなん、、鳥肌と涙止まらん。
情緒不安定女なのでボロ泣き。
有岡くんと付き合いたい。
ブログ開設した意味ないやん。
結局送りつける迷惑行為繰り返してる。最低か。
途中まで既読ついて、未読無視されてるのがリアル。
ナイモノネダリは上から3つ目の世界観。
好きな気持ちだけで一緒にいれたあの頃、自分の全てを構成してたありおかくん。
大人になる途中でお別れする。あ、同級生です。
時は流れて20代後半くらい。
メイクを覚えて、髪も巻いて、香水もつけるようになって、服の好みも変わって、眠れない夜はホットミルクじゃなくてお酒を飲むようになった。
どうしようもなくやりきれないことが多い毎日で出会った人と結婚が決まる。
優しくて誠実な素敵な人だけど、マリッジブルーで少しだけ不安を抱えてる中でふと届く同窓会の報せ。
結婚式の少し前で忙しいけど、結婚の報告も兼ねて参加する。
当日、いつもより少しおしゃれして向かい、懐かしい友人達と話に花を咲かす。
「あ、有岡くんだ」
誰かが言ったその言葉に無意識に反応して振り向いてしまう。
あの頃と身長は変わらないのに、スーツを着て少し逞しくなって、髪も短く黒くなって、だけどどこか幼い笑顔はそのまま。
「○○、久しぶり」
「だい…有岡くん、久しぶりだね」
呼べない、あの頃みたいに無邪気に呼んでしまうと気持ちが戻ってしまう気がする。
「有岡くんって笑
元気だった？」
「うん、元気だよ
有岡くん、今何してるの？」
「俺は普通の冴えないサラリーマンだよ笑
○○は？」
「私もおんなじだよ
なりたいもの色々あったはずなのに普通の大人になっちゃった」
「俺もだわ〜
DJでしょ、仮面ライダーでしょ、サッカー選手でしょ」
「刑事になりたいって言ってたこともあったよね」
「あーあの頃ドラマにハマってたんだよなぁ」
「知ってる笑
懐かしいね」
「な、たまに戻りたくなるもん、あの頃に」
「…私も」
グラスを傾けて節目がちに笑う有岡くん。
違うお酒の入ったグラスを私も傾けて、モヤモヤをアルコールで包んで飲み干す。
早く大人になって、自由に過ごしたいななんて思ってたのに今はあの頃が恋しい。
不自由な自由があって、校則に守られて、校舎に守られて、制服を着て、大ちゃんの隣で。
あの頃、1番なりたかったのは大ちゃんのお嫁さんだった。
それももう二度と叶わない。
何をしなくても、2人でいるだけで楽しかった。
2人でいるだけで幸せだった。
きっと、こんな風にずっと2人でいれると、大人になっていけると思っていた。
だけど、大人になるにつれどんどん私は欲をかいて、それだけじゃ足りなくなっていった。
何もいらなかったはずなのに、望むものが増え過ぎて、私は有岡くんの元を離れた。
「結婚したの？」
「えっ」
「左手」
「あっ、、」
目を落とすと、彼がくれた指輪が光る。
「もうすぐ入籍するの」
「そっか、おめでとう
幸せになれよ」
優しく笑う。
とても優しい素敵な人よ
私ね随分大人になったよ
「うん、ありがとう」
とても真面目で素敵な人よ
私ね一度も泣いてないんだよ
あの頃の私が望んだものを与えてくれて、受け止めてくれて、大切にしてくれる人が家で待っているのに、今はなぜだか有岡くんで心が埋まってしまう。
まだ誰のものでもない私の最後の夜に
あなたを思い出している私はナイモノネダリ
もう一度連れ出してよあの日と同じ夜空へ
なんてねもう私きっとあんなふうには飛べないけど
数日後
婚約者と入籍し無事に夫婦になる。
「これからよろしくね」
「うん、よろしく
阿部○○さん」
「そっか、わたし阿部さんなんだ
どのくらいで慣れるかなぁ」
役所の帰りに手を繋いで2人で話しながら歩く。
たまたま仕事中の有岡くんとすれ違って、お互い振り返ることなく歩いていく。
どうか有岡くんがその時、優しく切なく笑ってくれますように。
まだ誰のものでもない私の最後の夜に
あなたを思い出している私は ナイモノネダリ
振り返るのはもう終わり 描いた未来の始まり
私はこの道の先で ちゃんと幸せになるからね
〜〜〜〜〜
いや、しれっとあべくんと入籍しないでください。
有岡くんって切ない。
彼女になるより元カノになりたい。
ていうか阿部くんより有岡くんの方が2つもお兄さんなの本当に世界規模のバグでしょ。
有岡くん、すのすとの皆々様よりお兄さんなんだよ、、
来年の春で30さいだよ、、
あんなに可愛いのに。
実際元カレとか寸分の興味もないけど有岡くんだったら懐古厨拗らす😢😢😢😢😢
付き合ってくんねーかなー
12/16追記
いや、拗らすやん。
なにしてんのJ Storm？
