中村嶺亜(7 MEN 侍)
来ました。
垢抜け方がバカな人。(褒めてる)
れあたん、ほんとに垢抜けHowto本出してほしい。
元々可愛かったけど、可愛いから綺麗になったよね。
自己プロデュース天才。
れーあくんとは幼馴染になりたいなぁ。幼稚園からずっと一緒。
地味でもっさりした私(現実)と、綺麗なれーあくん。
なんであの2人仲良いの!?ってなっちゃう。
まぁ仲良いって言うか私が一方的に絡まれてる感じ。
「○○〜」
「れーあくん、、なに、、?」
「なんでそんな嫌そうなの」
「れーあくん怖いもん」
「なんで」
「だっていっつも髪型とか服とかいろいろ言うじゃん」
「だってダサいじゃん」
「うっ、、」
返す言葉も無いのですごすごと1人で歩いて帰ろうとすると
「待って、なんで1人で帰んの?」
「私といたってたのしくないよ
可愛いギャルさんたちといた方が楽しいよ」
遠くでれーあくんと話してる私にガン飛ばしてるギャルさんをチラ見しながら言うと
「なんで勝手に決めんの」
ってため息ついて、「ほら、帰るよ」って言ってくれる。
言葉はわりときついこと多いけど、いつも車道側歩いてくれるし、もさもさの私をからかったり悪く言う人いたら庇ってくれる。
れーあくんは王子様みたいだけど、私はプリンセスじゃない。プリンセスにはなれない。
「ねえ、俺買い物したいから付き合ってよ」
「うん、いいよ」
「○○は?見ないの?」
「自分に何が似合うか分かんないしセンスないし、、」
「まぁ、センスはないよね」
「そんなにはっきり言わなくても、、」
「自分が言ったんじゃん
まぁ、そのままでもいいと思うけどね」
ドア付近に私を立たせて、自分は手すりを掴んで壁になるようにして、私がふらつかないようにしてくれるれーあくん。
途中の駅で人が降りて1人分席が空いたら
「座りな」
って顎でくいってして言ってくれる(語彙力)
座ったら私の前でつり革につかまって、片手はポケットに入れて、窓の外を見てる。
下から見上げるれーあくんは新鮮で、普段はそんなに身長も変わらないからちょっとどきどきしてしまう。
真っ白な首筋の男性特有のあの筋張った感じとか、喉仏とか、普段気にしないことを改めて見て「れーあくんっておとこのこなんだよなぁ」ってアホみたいなことを思う。
「何見惚れてんだよww」
そう言って、ポッケから手を出して頭をわしゃわしゃ。
優しく笑いながら。
ら○ぽとかに着いて、れーあくんに手を引っ張られて女性服を売ってるお店に連れて行かれる。
「れーあくんお洋服見ないの?」
「今日はお前の服見る日ね」
「え、いいよ別に」
「俺が見たいんだけど」
「あ、、はい、、
あの、、」
「ん?」
「手は、、いつまでこのままなのでしょうか」
「ずっと」
握手みたいな繋ぎ方だったのが、悪戯っぽく笑って恋人繋ぎにするの。
ぐいぐい進むれーあくん。
だけど、私の歩幅に合わせてくれるし、はしゃいで走り回る子供にぶつからないように立ち止まったり。
お洋服を見るときも
「これどうかな?」
「んー、こっちの方が似合うんじゃない?
○○は淡い色が似合うよ」
「ほんと?」
「うん、試着してみたら?」
ってちゃんと付き合ってくれる。
試着室の前でちゃんと待っててくれる。
「いいじゃん」
って笑ってくれる。
れーあくん、妹さんいるし女の子のお洋服選ぶの上手そうだよね。好き。
「なんか食って帰る?」
「うち今日ハンバーグだから帰る」
「お前んちのハンバーグうまいよね」
「れーあくんちのハンバーグも好きだよ」
お互いの家の味を知ってるの最強すぎる。
ふとお店のガラスに映った自分を見て、もっさりしててなんとなく芋くさい垢抜けない姿がすこし恥ずかしくなる。
「れーあくんはかっこいいよね」
「何いきなり笑」
「私、なんかれーあくんと並んで歩くの似合わないね」
「は?」
「ぶすだし、、」
「あのさぁ」
私の目の前に立ってほっぺたをぐにっとつまむれーあくん。
「俺、一回でもお前にブスって言ったことある?」
「えっ、、ある、、?いや、ない、?」
「ないよ、ブスじゃないもん
そんなこと、思ったことないし」
いつものいたずらな笑みではなく、ちゃんとまっすぐ言ってくれる。
そういえば、センスないとかダサイとか言われた記憶はあるけど「ブス」って言われたことは1回もないなってようやく気づくの。
はっきり言うけど、容姿を貶すようなことは言わないでくれる。
「別に○○の隣に立つの恥ずかしいとか思ったことないよ
帰ろ」
また、私の手を取って歩き出すれーあくん。
その手は優しくて、私より少し大きい。
普段は「お前」って呼ぶことが多いのにこういう時はちゃんと名前を呼んでくれるの。
次の日、学校でれーあくんがギャルちゃん2〜3人と話してるとこに遭遇したい。
「嶺亜って○○と付き合ってんの?」
「え?」
「な訳ないよね?あんなダサい子
ブスだし、なんか、、ねぇ笑」
「いっつも残念だよね笑」
けらけら笑うギャルちゃんたちに泣きそうになる。
「黙れよ」
笑顔でそう言って去ってほしいな。
角曲がって偶然、立ち聞きしてた私と遭遇して(少女漫画か)
「何突っ立ってんの笑
昼食べ行こ」
「れーあくん、、」
「なんも気にすんな、お前はお前のまんまでいいよ」
れーあくん、普段私以外の女の子には「お前」なんて言わないし「ダサい」とかも言わないんですよ。
優しいんですよ。上辺だけ。
飲み会でお酒飲みすぎないように見張ってるのも、他の男に触らせないようにやんわり牽制したり、自分から話しかけたり、お買い物付き合ったり、家まで送る女は私だけなんですよ。まぁ家は徒歩20秒なんですけど。(特大マウント)(世界一下手なマウント)
「れーあくん」
「ん?」
「ありがとう」
優しく笑って頭を撫でてくれる。
〜〜〜〜〜
恋
れーあくんにリア恋感じたら終わりだっておばあちゃんが言ってました。
終わった。