オタクの虚妄奇譚

実在の人物、団体とは一切関係ありません。

看病ジャニーズ



寒くなってきましたね。
風邪などひいていませんか。


私はひきました。
早速。




なので看病されたい、したいジャニーズです。


まずは看病されたいジャニーズさんから。




深澤辰哉

午後から急に熱が出て、ぼーっとしながら仕事どうにか終えて、フラフラしながら帰路に着く。
家に帰って、ベッドに倒れ込んでると同じ会社の上司兼恋人の深澤さんからの着信。

「もしもし?
今家にいる?」

「深澤さん、、
家です」

「体調悪いんでしょ?大丈夫?」

「なんでわかったの?」

「そりゃ分かるよ
なんか欲しいものある?」

「んーん
こないで、移っちゃう
大丈夫だから」

そういって電話を切る。
ぼーっとした意識の中、インターホンが鳴る。
そのあとすぐにガチャガチャと鍵を開ける音。
私の部屋の鍵を持つのは私ともう1人。

「○○、大丈夫?」

そこにはレジ袋を持った深澤さん。

「なんでいるの?」

「ほっとけないじゃん
本当は心細かったでしょ?」

ベッドの横の床に座って、優しく私の手を握る深澤さん。
思わず泣いてしまえば子供の頭を撫でるように、そして優しく優しくおでこにキスしてくれる。

「熱いね」

前髪をかき分けて冷えピタを張って、ベッドに頬杖をついて、柔和な顔で私を見つめる。

「もう帰って」

「なーんでそんな強がんの?」

「だって、、」

「、、大丈夫
何も気にしなくていいから」

薬指が光る左手を、布団をギュッと掴む私の手に添える。

「ねぇ、、ふたつ、わがまま言ってもいい?」

「珍しいね、いいよ」

「朝までいなくていいから、私が寝るまでそばにいて」

「うん」

「あと、、指輪外して、、」

消え入りそうな声でいえば、困ったように笑って指輪を外す。
薄らと痕の残る、だけどもう何も光らない左手をギュッと握って、そのまま眠りたい。
夜が明ければあなたはいないと分かっていても。





井上瑞稀

瑞稀くんは弟かな♪(´ε` )
絶対ブラコンになっちゃうな♪(´ε` )


フラッフラになりながら帰って来て、玄関にへたり込む私。
いつまで経ってもリビングにやってこない私を心配して、ゲーム片手にパピコくわえた瑞稀くんが玄関までやってくる。

「姉ちゃん、、?」

恐る恐る私のおでこを触り、自分のおでこと触り比べる。

「あっつ
熱あるじゃん」

おろおろするみじゅき尊い
いつもは生意気で、眠いダルいしか言わないし、ゲーム手放さないくせに、その時はゲームほっぽって私の脇の下に手を回し、肩を組むように抱きかかえて立たせてくれる。
大きくなったね( ; ; )(突如出現する姉人格)

いつのまにか私より大きくなって、小さい頃は私がおんぶしてたのに、こんな風に支えられるようになったなぁってしみじみしちゃうね( ; ; )

部屋まで運んでくれてベッドに寝かせてくれる瑞稀くん。

「ごめんね、重かったでしょ」

「別に、、飲み物とってくる」

ドタドタと階段を降りて、ママも呼んで来てくれる。

「無かったから買ってくる
ポカリとアクエリどっち?」

「ぽかり」

「ん」

熱を測ってる私とママを部屋の入り口からひょっこりはんしながら覗いて言ってくるみじゅきマジ天使守りたい守らせてくれ。

お姉ちゃんとしては(お姉ちゃん?)チャリ飛ばして最寄りのファミマ行ってほしい♪(´ε` )

10分もしないうちに、ポカリとかゼリーとかアイスとかいっぱい買って帰ってきてくれるの。

「ありがとね」

「別に」

優しい子に育ってくれてお姉ちゃんは嬉しい。お姉ちゃん?

ポカリの蓋開けて渡してくれるし、心配なのかちょこちょこ部屋に覗きにくる。
その度にママに

「お姉ちゃん寝れないでしょ!
アンタまで風邪ひいたらどうするの!」

って怒られてる。可愛い。
みじゅきの買ってきてくれたポカリとゼリー世界一おいしいよ( ; ; )
2秒で治すね!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!





続いて看病したい人。

なんかあんまり弱みを見せないというか、淡々と飄々としてるひとの弱いとこ見たくなる。


正門良規

西のリア恋、まさかどくん。
なにわからAぇ!風吹かせますとかちょっと前のまいじゃにくらいしか知識ないんですけどね。好きです。
なんだろう、、ほんとに、、リアル、、
こじまさやが好きなんですけど、ふとした時、まさかどくん見てる私がいる、、
これが、、恋、、?


まさかどくんは恋人とかじゃなくて会社の先輩かな。

会議室で一緒に準備してた正門先輩の顔が少し赤いことに気付く。

「先輩、大丈夫ですか?」

「、、ん?」

いつもはすぐに反応するのに一拍置いて振り向く先輩。

「顔、赤いです
熱あるんじゃ、、」

「んー、あぁ、大丈夫大丈夫
ありがとうな」

ふにゃっと笑うその顔はいつもより溶けたように柔らかくて、目もとろんとしてる。

少し背伸びをして、先輩のおでこに手を当てると熱い。

「熱い、、無理しないでください」

先輩の顔が赤いのは、熱のせいか、それとも近づきすぎた距離のせいか。

「あとは私1人でできますから」

「ほんまに?大丈夫?」

「はい、いつも先輩には助けてもらってばっかりだから
だからたまには役に立たせてください」

「いつも助かってるよ、○○さんおってくれて」

「本当ですか?」

「うん、ありがとうね
今日はじゃあ甘えさせてもらうわ」

「はい」

少し覚束ない足取りで帰っていったせんぱい。
その日の夜、念のためにと交換してたLINEにメッセージが届く。

《今日はごめんな
大丈夫やった?》

《いえいえ!
なんとか大丈夫でした(笑)》

《ほんまに?よかった
ありがとう》

《ゆっくり休んでくださいね》

《ありがとう
おやすみ》

《おやすみなさい》

なんてことないやりとりだけど、せんぱいの声で脳内再生余裕なのでキュンでぇす。

次の日回復したせんぱい(回復力高すぎ)が、私のデスクまで来て

「○○さん、昨日ありがとうな
お礼にランチでも行かへん?」

って言ってくれて、社内恋愛へと発展し
「○○ちゃんにやったらなんでも教えたい」
と言われるまでがセットです。
打倒!大子ちゃん!!




井上瑞稀

みじゅきは看病したい方もランクイン🥺

いつも気怠げな弟みじゅきがいつも以上にだるそうにソファに横になってる。

「瑞稀?どしたの?体調悪い?」

「んー、別に、、」

もぞもぞと寝返りを打つみじゅき。

「じっとしててね」

前髪をかき分けおでこを触ると少し熱い。

「熱あるじゃん」

「別に、、」

「変な意地張らないの」

とりあえず体温を計らせ、部屋に連行。
前髪をちょんまげにして、冷えピタをはる。かわいい。
ぷくぷくほっぺがほんのり赤いのもかわいい。
そろそろ怒られろわたし。

「薬飲む前になんか食べよ、りんごとかなら食べれる?」

「うん、、」

「じゃあちょっと待っててね」

「おねえちゃん、、」

「ん?」

「うさぎね」

「はいはい」

アァァァァァァァァァァァァァァアアア可愛い。
普段は反抗期で「ねえ」「ちょっと」「あのさぁ」っていうのにこういう時だけ昔みたいに「おねえちゃん」って呼ぶのズルい。
一生うさぎさんりんご食べさせたい。
反抗期な弟みじゅき可愛い。みじゅき実際はお兄ちゃんなのに。可愛い。マジで可愛い。ウザ絡みしてため息つかれたいし、みじゅきがもらったバレンタインのチョコ全部検閲する。
みじゅきってマシュマロの妖精さんじゃないの?って思う時があるし何言ってんだろわたし。
みじゅき担さんとかみじゅきさんとか、マジで8回くらい私刺してもいいと思う、、





〜〜〜〜〜

あーマジで看病したいしされてェな。
よっしゃ(^O^)氷風呂入って風邪引くか(^O^)